リーンウィズはカッコ悪い?

教習所で最初に習うリーンウィズは、免許を取ったらもう使わなくてもいい?
「そんなフォームで速く走れるはずがない」
「自由に乗らせろ」
「ニーグリップなんていらない」
その気持ち、わかります。
僕も若い頃はレースの世界に憧れていたので、「世界最高峰のレーシングライダーのフォーム」こそが最速のフォームだと信じてそれを真似して走っていました。
でも15年ぶりにバイクを購入してリターンライダーとなり、タンデムランも頻繁にするようになって、「一般公道ではサーキットと同じようなフォームで走ることはできないよな」と思うようになりました。
現在、『二輪車安全運転全国大会』への出場を目指している関係もあって、もう一度リーンウィズというフォームについてよく考えてみようと思ったことがこのサイトを作ったきっかけです。
改めて見直してみると、リーンウィズは『初心者のためのフォーム』などではなく、僕らリターンライダーやタンデムライダーにとって非常に役に立つ、安全で、しかも速く走ることができるフォームだということが分かってきました。
今からリーンウィズで速くなる、その方法を説明していきますが、、、
バイクというのはとても危険な乗り物です。
必ず安全最優先で練習に取り組んでください。無理をして、怖い思いをしても上達はしません。たとえスピードは遅かったとしても『バイクを思い通りに操れた!』という喜びこそが上達への近道です。
このサイトは1から順に読むのもよし、気になったところから読み始めるのも全然OKです。興味のないところは読まなくっても結構です。自由に好きなところへ行けるのがバイクのいいところ。堅苦しい話はなし。
僕もまだまだ上達したくて毎日練習をしています。その中で新しく気づいたことがことがあれば、また書き加えていきたいと思います。
このサイトが、安全で快適なバイクライフを送るためのお役に立てれば幸いです。
2020年11月3日
- 正しいフォームって?
- バイクの特性による違い
- ライディングポジション
- ブレーキング
- ステップ荷重
- スロットルワーク
- ニーグリップについて
- フェイントステア
- 目線と走行ライン
- 腹式呼吸と平常心
- タンデムランのコツ
- 暖機運転とストレッチ
- ブレーキの引きずり(2020年11月20日 追記)
- 走行ノート(2020年11月30日 追記)
- 精神のコントロール(2020年12月4日 追記)
- 尻荷重(2021年1月19日 追記)